なかなか膣内で射精ができないからと言って、決して無理をしてはいけません。慢性的に遅漏の方にかかわらず、お酒を飲んで酔っ払っていると一時的に遅漏になる男性も多いですが、その日はもう射精を諦めましょう。
というのも射精できないからといって、必死に腰を振ったところで射精は遠のくばかりです。この時頭にあるのは快感ではなく、射精しなきゃという焦り。これではいつまでたっても射精はできません。
女性の負担になる
私もそうだったのですが、何とか射精しようと必死になると「動きが激しくなる」「やたら角度や体位を変える」「長時間挿入する」ということになります。
どれもかなり女性の身体には負担になってしまいます。最初は動きを早くしてラッシュをかけるわけですが、自分も疲弊してしまって結局射精できません。
次は角度とか体位を変えてみて、何とか気持ちよくなれるポジションを探しますが、これも結局お互いに快感に集中できずダメ。
そのうち気持ちよくなっていくるかもと思い、落ち着いた動きにはなるもののこの時すでに挿入時間30分。挿入から射精までの平均は7-12分程度ですから、30分はかなり長い方になります。
この時女性の身に何が起こっているかといえば、まず腰の筋肉が疲労し人によっては震えだします。また膣はだんだんと渇きはじめ、場合によっては膣が摩擦によって出血する人もいるほどです。
射精できないと思ったらまったりとセックスを楽しむ
このように無理に射精をしようとしてもできませんし、何より女性の身体を傷つけることになりかねません。なので「射精できないかも、挿入していてもあまり気持ちよくないかも」と思ったら射精は諦めて、くっついて愛し合うことを楽しみましょう。
自分が射精できないからと言って挿入をやめてすぐ寝てしまうのはシラケてしまいますし締まりが悪いので、後戯をして終わらせると雰囲気良く終われるかもしれません。
焦りや不安で遅漏が悪化
例えば「今日もイケなかったらどうしよう」とか「パートナーも疲れてきているから早くイッて終わらせないと」等と考えてしまうことによって、セックスの快感に集中できなくなることがあるのです。つまり自分は遅漏だという自覚がさらなる遅漏の原因となってしまうということです。
その一方で「今日はイケなそうだな」とふと思った瞬間に、それまで感じていた挿入の快感が急になくなってしまうことが何回もありました。これも結局のところセックスの快感に集中できておらず、興奮度や快感度が下がり遅漏をこじらせてしまったのだと思います。
次からは余計なことを考えないようにしようと思うのですが、考えないようにしようという意識がまた集中力や快感を奪ってしまうのです。
なので焦りや不安はもちろんのこと、遅漏のことは何も考えない。なるべく性欲に任せて、本能に任せてセックスに集中することが非常に大事。
精力がバキバキで、いやがおうにも性欲に従わざるを得ないというほど男性ホルモンが活発なら意識せずともいいと思いますが、そうでない男性は意識的に集中するといいかもしれませんね。