遅漏と中折れを混同すると改善できないので注意!

遅漏改善

遅漏と中折れは別物

遅漏で悩まれている方、中折れで悩まれている方、どちらともで悩まれている方いらっしゃるかと思いますが、遅漏と中折れは別物として考えましょう。
遅漏というのは別名膣内射精障害とも言われ、勃起して挿入するが、快感が得られず射精にいたらないという症状です。一方中折れは勃起し挿入するが、途中で勃起が萎えてしまい、挿入を続けられないという症状で、この二つは別物です。
しかしお互いに影響しあっているのは事実です。例えば、遅漏のためもう何十分も挿入しているが、疲労もあり中折れしてしまうとか。中折れ気味で挿入はできているが、快感が得られずなかなか膣内で射精に至らないとか。
遅漏・中折れどちらもで悩んでいる方は、どちらが根本となる原因かを自分で理解することが重要です。

遅漏が原因で中折れしてしまう場合

一つは遅漏なため、長時間挿入しており、だんだんと萎えてきてしまう場合。これに関してはあまり中折れで悩む必要はありません。個人差はありますが、一般的には男性が勃起を維持できる時間は1時間と言われており、そもそも勃起には限界が存在します。
むしろ何時間も勃起し続けることを「勃起症」と言われ、治療が必要になる状態にもなります。なので時間がたてば勃起は収まるものと考えましょう。対策は遅漏のための対策を打つべきです。中折れの対策をしたところであまり効果はないでしょう。
ただ挿入後10分で中折れしてしまっている場合は、遅漏ではなく中折れが原因だと考えられますので、次を見てみましょう。

中折れが原因で遅漏となっている場合

挿入後、射精する前に勃起が萎えてしまい、射精が困難になる場合。これは中折れするまでの時間を一つの目安として、対策を講じたほうがいいかもしれません。
というのも挿入3分後に中折れしてしまった場合、対策を打つべきは中折れです。その後挿入を続けられたとしても、快感は減退し射精できても時間を要するため、必然的に遅漏となります。なので遅漏の対策ではなく、まずは中折れの対策が必要でしょう。
次に挿入10分後に中折れしてしまった場合。これも中折れの対策を講じるべきです。男性の挿入後、射精までの平均時間は7~12分と言われており、そこに到達していないため、中折れが原因かと思われます。
最後に挿入後20分以上経過した後に中折れしてしまう場合。挿入が長時間に及ぶ場合、勃起の持続力には必ず限界があるので、中折れはしょうがないと考えましょう。対策を打つべきは遅漏の方です。
つまり射精までの時間がかかりすぎているために、中折れが発現してしまっている状態です。このケースは中折れではなく、20分以内に射精できていない遅漏として対策を講じるべきでしょう。そして遅漏の多くは勢力の減退によるものが多いのです。詳しくは以下をご覧いただければと思います。

精力の減退が遅漏をもたらす